新規就農事例

大崎上島町

田中 秀幸さん(26歳)

平成29年1月就農

取材
令和元年6月7日

柑橘栽培で新規就農された田中秀幸さんを訪問しました。

 実家が農業を営んでいたこともあり、子供のころから農業がしたいと考えていました。
高校卒業後に就農を考えていましたが、家族で話し合い、一般企業に就職し社会で揉まれた後、JA広島果実連の宮盛農園で研修を受け、就農しました。

  現在は、約60aの園地で、レモンを30a、不知火・早生みかん・はるみなど30aを栽培しています。
宮盛農園で研修を受けていたこともあり、JA等の協力によって、園地の確保はスムーズに進みました。

 実家の園地約230aを将来引き継げるよう、経験を積み、能力を付けていきたいと思います。
また、農業は「休みがない」「きつい」「儲からない」などマイナスなイメージを持たれる方が多いと思いますが、次の世代が就職をする際に、一つの職業として選んでもらえるような農業経営を目指したいと思っています。

JAグループ「農業所得拡大・地域活性化応援プログラム」等を活用しました。

 農業に対するハードルを高く考えてしまう人も多いと思いますが、決してそうではありません。
研修中や経営が軌道に乗るまでは不安も多いですが、周りには頼りになる先輩が多くおられ、助け合いながらお互いを高め合っていける環境があります。
農業は決して一人でする仕事ではありません。周りの先輩や仲間との関係づくりや向上心を持って取り組むことが必要だと思います。

就農者の写真1 就農者の写真2