新規就農事例

福山市

澤 正郎さん(42歳)

平成29年5月就農

取材
平成29年6月8日

福山市箕島地域において、ほうれん草や露地野菜の栽培に取り組まれている澤 正郎さんを訪問しました。

・父親が家庭菜園でメロン・トマト等栽培しているのを見て育った。社会人になり、テレビ番組の制作者となってからは、「食」に関する番組を多数担当しました。そこで、生活に不可欠な「食」の根本を支える農業に関心を持ちました。
・そんな時、福山市の箕島地区でほうれん草農家の新規就農者を募集していると聞きました。
・農業体験を機に、生活に密着した野菜を作りたいと考えていたため、箕島での就農は理想であり、この地で就農することを決めました。

・農地は、ほうれん草39a、ナス3a、ハウスは8a3棟で始めています。
・経営は、ほうれん草、白ウリ、ナス等です。
・調製作業は、アルバイトを一人お願いしています。
・圃場管理や収穫作業は、一人で行っています。

・作付面積を1haまで拡大したいです。
・出荷調整の作業は自宅近くで行う予定です。自宅近くであれば、アルバイトを探すことが比較的容易にできそうと考えています。
・ほうれん草、ナスはJAの共選で出荷をします。それ以外の野菜は、学校給食やJAのふれあい市等に出荷する予定です。

・農業次世代人材投資事業(経営開始型)受給。
・JAグループ広島 農業所得増大・地域活性化応援プログラムを活用します。

・経営をしていく感覚、生計を立てるという意識を持ってほしいです。
・いろいろな立場の方々のアドバイスを聞き漏らさないようにしてほしいです。
・コミュニケーション能力が必要です。

就農者の写真1 就農者の写真2