新規就農事例

神石高原町

向田雅之さん(34歳)

平成29年5月就農

取材
平成29年6月7日

神石高原町において、トマトのハウス栽培で新規就農された向田雅之さんを訪問しました。

・福山市の生まれ。福山市で建設業の会社で仕事をしていたが、結婚後、奥さんの祖父母宅に行くようになり、訪問する度に農業の話を聞き自分も年齢的にチャレンジしたい気持ちを持っていたところもあり農業に取り組むことを決心しました。
・実際に、研修等を通じて農業は、暑さや慣れない作業に悪戦苦闘はしましたが、新しいことの毎日で楽しさを覚えました。
・研修を終えて、独立して農家になれた喜びもあります。また、これからどうなるかも自分自身の努力次第と思っています。
・周りの方に助けてもらうときもあると思いますが、結果をだして地域に恩返しがしたいです。

・経営規模25aから開始します。
・基本的には、夫婦で営農し、繁忙期に限って、祖父母に手伝ってもらいます。
・多くの人に話を聞いて、実際に自分でやって見ることで確認しています。
・トマトは全量JAへ出荷します。

・15,000kg/10a の収量を目指します。
・将来的には、規模拡大もすすめて雇用も進めたいと考えています。
・とまと生産出荷組合の一員として生産に取り組みます。

・農地造成:園芸作物条件整備事業(1/2)
・ハウス設置:神石高原町産業関係事業補助金 ビニールハウス設置事業
・養液システム:神石高原町産業関係事業補助金 養液土耕栽培普及事業
・その他:JAグループの農業所得増大・地域活性化応援プログラム

・研修先の農家さんの話や周りの人の意見をしっかり聞く。自分のアドバイスしてくれているので、素直な気持ちで受け入れましょう。
・トマトは、水がかなり必要なので、農地を探されるのと並行して水源の確保が重要です。圃場があっても、水源がない場合、圃場をあきらめなければなりません。
・町内、近隣の方とのコミュニケーションをしっかり取ることが大切です。十分なコミュニケーションが出来れば信頼を得ることが出来ます。
・先輩や指導所・役場の方が、親身になって相談に乗ってくれます。

就農者の写真1 就農者の写真2