新規就農事例

三次市

松本雄平さん(30歳)

平成27年1月就農

取材
平成29年6月9日
協力
JA三次三次ピオーネ生産組合

三次ピオーネ生産組合でぶどう栽培に取り組まれている松本雄平さんを取材しました

広島市内で販売関係の仕事をしていました。30歳の時に祖父の代から作り続けているピオーネを自分も作ってみたくなり、実家に帰って栽培を始めました。小さい頃から、親には特に作業の手伝いをやらされたり、将来は後を継いでほしいとか言われたわけではありません。とにかく親の代でピオーネ栽培を終わらしてはいけないと思い就農しました。

三次ピオーネ生産組合からハウス80a、露地115aのほ場を受託してピオーネを栽培しています。
品種は約9割がピオーネで、残りの1割は異なる品種です。
収量は平均すると1,600kg/10aくらいですが、常に1,800kg/10aの収量を目標に栽培しています。

将来は、父の後を事業継承し、現在19戸の農家が入植している三次ピオーネ生産組合に空きができた時には、三次ピオーネ生産組合の若手の一員として、収量を減らさないように善処していきたいです。また、先輩が確立してくれた「三次ピオーネ」のブランドを守り、新品種の栽培にも積極的にチャレンジしていきたいと考えています。

三次ピオーネ生産組合からの紹介で、JAグループ広島の新規就農者育成・支援事業を受講しました。

農業は、自由度が高いです。しかし、リスクも高いです。
何をするのも自由ですが、結果の責任は全て自分がとらなければなりません。
常に頭を使い、マニュアルに頼るのも良いですが、それに満足せず常に向上心をもち、100点を目指す姿勢が必要です。

就農者の写真1 就農者の写真2