新規就農事例

東広島市

池岡 賢一さん(41歳)

平成27年4月就農

取材
令和元年6月7日

馬鈴薯栽培で新規就農された池岡賢一さんを訪問しました。

 約50年前、祖父が農地を開拓し、農業をはじめ、小学校の頃から農業をする祖父母の姿を見て育ってきました。そんな祖父母が歳をとるにつれ、農地が荒れていくのを目の当たりにして、自分が農地を守っていかないといけないと思い、JAの窓口に相談に行き、就農しました。

 現在は、70aのほ場で馬鈴薯を栽培しています。夫婦二人で作業をしており、収穫は手作業で掘るため、とても大変です。夫婦でぶつかり合うこともありますが、意見を言い合いながら良い品質の馬鈴薯を出荷したいと思っています。

 良い品質の馬鈴薯を継続して出荷することが一番大切なことだと考えています。収穫作業など機械が導入できるようになり、自分の作業に余裕ができれば、栽培面積を1haに広げたいと思っています。

特になし

 農業は誰かに「やれ」と言われてできる仕事ではないと思います。農業は自分が手をかけた分、成果として目に見えるので、泥だらけになる覚悟をもって取り組めば、とてもやりがいを感じます。先輩方のいうことを聞きながら、自分なりに勉強し、知識や技術を身に着けていくことが大切です。自分なりに作業時間を調整することで、家族との時間を取り、家族の理解を得ることも大切ですね。

就農者の写真1 就農者の写真2