就農者インタビュー

就農者インタビュー

西本 裕さんの写真

西本 裕さん

就農地 尾道市
就農開始時期 2021年8月
作物 わけぎ、とまと
年齢 35歳(取材当時)

尾道市向島町に夫婦で就農 わけぎ産地を全力で盛り上げます!

就農の動機と就農までの経緯は何ですか?

"妻の真麻さんと京都府内の農業法人に勤務していましたが、実家のある広島県内で独立就農を目指して産地を見て回る中で、2020年7月に尾道市向島町岩子島の農家を紹介してもらいました。
2020年8月~2021年7月の間、先輩農家での研修、新規就農に向けた打合せや準備をして、2021年8月に夫婦で営農を開始しました。
尾道という街の雰囲気や、生活に大きな不便がないちょうど良い田舎感、雨が少なくて温暖な気候を気に入りました。就農までに知り合った地元の方や先輩農家の方々との関わりも、尾道での就農に向けての後押しとなりました。
また、わけぎは生産量が日本一と、ブランド力があるところに魅力を感じました。"

経営規模特徴を教えてください!

"わけぎを露地とハウスで合計63a(延べ面積)、トマトはハウスで15a栽培しています。
わけぎは同じ圃場で約2回転栽培し、トマトはわけぎの後作で栽培します。
わけぎ、トマトはいずれもJAの部会を通して共同選果、共同販売を行っています。
JA尾道市わけぎ部会の副部会長を務めていて、部会として産地を盛り上げるための様々な活動にも関わっています。"

経営目標はありますか?

"就農5年目(令和8年)に所得500万円の達成を目標にしています。
また、尾道のわけぎ産地として、わけぎの販売額3億円(令和11年度)を目標に、産地の生産者や様々な関係者と連携しながら取組を進めています。"

就農者の写真1
就農者の写真2

就農支援制度は活用していますか?

青年等就農資金(経営開始資金)を受け営農を開始しました。

後輩へのアドバイスをお願いします!

"新規就農で最も大事なポイントは、地域選びと品目選びだと思います。
初期投資・販売先・気象条件・受入環境・地域コミュニティなどなど…地域により様々ですが、あなたに合った地域・品目がどこかにあるはずです。
まずは実際に現地へ足を運んで農家さんにお話を聞くことをオススメします。
そのなかで尾道のわけぎを選んでもらえたら、地域の仲間としっかりとサポートしていきます!
気になる方はいつでもご相談ください!"