新規就農事例

神石高原町

池田 裕貴さん(26歳)

平成31年3月就農

取材
令和元年6月6日

トマトのハウス栽培で新規就農された池田裕貴さんを訪問しました。 <神石高原町>

 ホテル業に就いていましたが、地元に帰ろうと思った際に、地元の恵まれた環境を生かした仕事に就きたいと思っていたところ、とまとの新規就農研修がされていることを知り、応募しました。神石高原農業公社で基礎研修や模擬経営を経験し、就農しました。

 26aの耐候性ハウスで神石高原町の特産のトマトを栽培しています。自分のハウスでの初めての作付けのため、不安だらけですが、毎日悩みながら取り組んでいます。

 まずは、営農計画を確実に達成していくことが目の前の目標だと思います。不安があるなか、応援してくれている妻のためにも、仲間から一目を置かれる生産者になりたいです。将来は50aまで規模を拡大し、子供に引き継いでいけるよう頑張っていきたいと思います。

農地造成:園芸作物条件整備事業(1/2)<県>
ハウス・設備:養液土耕栽培普及事業。ビニールハウス設置事業等<神石高原町>
設備・機械:農業振興支援事業<JA福山市>など

 施設園芸の場合、初期投資がどうしてもかかります。相当な覚悟をもって、就農をしてもらいたいです。就農してからは、わからないことも多く、悩む日々ですが、時間の余裕がなく働いていたころよりは規則正しい生活を送れています。時間と心にゆとりができ、家族も大切にできるようにもなりました。しっかりと営農計画を立てて、計画を遂行していくことが成功への近道だと思います。

就農者の写真1 就農者の写真2