新規就農事例

北広島町

横田 弘平 (弘法菜園 代表)さん(28歳)

平成30年4月就農

取材
令和元年6月5日

農業で起業された横田弘平さんを訪問しました

 大学卒業後、フェリーの総舵手として勤務していました。起業したいという夢を叶えるため、父親に相談し、農業を始めることを決めました。

 今は、約30aに16棟のハウスを建てて、ホウレンソウを周年栽培しています。効率性を上げ、品質の良いものを作るため、ホウレンソウに絞り作付けしています。
 雇用している方々に、年間を通じて、作業をしてもらうため、計画性を持って取り組んでおり、誰が作業しても効率を落とさないよう、施行錯誤しています。

 5年間で70aを目標に、最終的には1haの規模を目指しています。規模を大きくするだけではなく、品質を保ちながら、自分で作業時間を決めて仕事ができるよう計画的に栽培できるよう栽培技術を高めていきたいと思います。

 国庫補助金の次世代給付金や北広島町の支援金、JAのリース事業、応援プログラムを活用し、就農しました。また、JAから融資を受け、初期投資に必要な資金を調達しました。

 農業は、まじめにやれば必ず成果がついてきます。働く時間は長くなることもありますが、一日一日が充実しています。地域のコミュニティーに参加することで、地域の方にも助けてもらえるので、積極的に地域の行事などに参加すると良いと思います。