新規就農事例

呉市豊町

下 博之さん(27歳)

平成27年4月就農

取材
平成29年6月1日

呉市豊町でみかん、レモン、デコポンを中心にカンキツ栽培で新規就農された下博之さんを訪問しました。

実家がカンキツ農家で、自分もカンキツの品種に強く興味持っていて就農意欲を持ちはじめたころ、JA広島果実連が運営する広島県果樹農業振興対策センター宮盛農園がスタートしたので、そこで研修を受けることとしました。
かんきつ品種の勉強はもとより、施肥、防除、収穫出荷等の基礎作業に加えてユンボーによる抜根、園地改良等の実践作業も経験し、かんきつ栽培の自信も少しづつついてきました。
JAの紹介で借りる園地も1.46ha程度になり、平成27年4月から就農している。

経営面積1.46haでみかん(70a)レモン(33a)デコポン(19a)その他(24a)となります。その内30a強を改植(未収益)して苗木を植えています。

現在労力は、本人のみなので計画的に改植し、老木園、不採算園を徐々に解消して、生産拡大と所得向上を目指します。

果樹経営支援対策事業及び果樹未収益期間支援事業で改植を行いました。
青年就農給付金(準備型)(経営開始型)
JAグループ新規就農応援事業
JA広島ゆたか単独で、レモン苗木導入に対し、200円/本助成

地域の組織活動には、積極的に参加し周りの人に認知してもらい、信頼関係を構築することが重要です。
夏場の暑い時期の防除があるので、健康管理に十分気を付けることも大切です。

就農者の写真1 就農者の写真2